📅 この記事は 2026年3月時点 の情報に基づいています。制度内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず豊中市公式サイトで最新情報をご確認ください。
「豊中市にはどんな子育て支援があるの?」「申請しないともらえないお金って何がある?」——そんな疑問を持つママ・パパは多いのではないでしょうか。
豊中市は「子育てしやすさNO.1」を掲げ、今後5年間で約100億円規模の大胆な投資を実施すると宣言しています。児童手当の拡充、18歳までの医療費助成、小学校給食費の無償化、放課後こどもクラブの預かり時間延長など、制度の充実度は北摂エリアでもトップクラスです。
ただし、これらの支援の中には「自分で申請しないともらえないもの」が多数あります。この記事では、豊中市で子育て中の方が使える支援制度を、妊娠・出産期から小学校・中学校まで網羅的にまとめました。「知らなかったから受け取れなかった」を防ぐために、ぜひブックマークしてご活用ください。

💰 お金の支援|もらえる給付金・手当
児童手当(所得制限なし)
2024年10月の制度改正により、児童手当は大幅に拡充されました。所得制限は撤廃され、対象年齢も高校生世代(18歳の誕生日後の最初の3月31日まで)に拡大されています。
支給額(月額)
0歳〜3歳未満:15,000円(第1子・第2子)/30,000円(第3子以降)
3歳〜高校生世代:10,000円(第1子・第2子)/30,000円(第3子以降)
第3子以降のカウント方法も変わり、大学生年代(22歳到達後の年度末まで)の子どもも算定対象に含まれるようになりました。これにより、上の子が大学生でも「第3子」としてカウントされ、月額30,000円を受け取れるケースが増えています。
📞 問い合わせ:こども未来部 子育て給付課(06-6858-2269)
物価高対応 子育て応援手当|子ども1人あたり2万円
物価高の影響を受ける子育て世帯を支援するため、18歳以下の児童1人あたり2万円が支給される制度です。
申請不要の方:豊中市から令和7年9月分の児童手当を受給している方、および令和7年10月〜12月に出生した児童を養育し児童手当を申請済みの方には、2026年2月27日に自動振込されています。
申請が必要な方:2026年1月1日〜3月31日に出生した児童の保護者、離婚等により新たに児童手当の申請が必要になった方、公務員の方は申請が必要です。公務員の方の申請期限は2026年3月31日、その他の方は2026年4月30日です。
⚠️ 申請期限を過ぎると受け取れなくなります。該当する方はお早めに手続きをしてください。
とよなか子育て応援金(出産・子育て応援給付金)
妊娠届出時と出産後の2回に分けて、合計10万円が支給される制度です。
妊娠届出時:5万円(1回の妊娠につき)
出生届出後:5万円(児童1人につき)
妊娠届出時に保健師等との面談を受けることが支給要件となっています。多胎の場合、出産応援金は妊娠1回あたり5万円ですが、子育て応援金は生まれた子ども1人につき5万円が支給されます(双子なら合計15万円)。
妊婦支援給付金(2025年4月〜制度化)
2025年4月から正式に制度化された給付金で、上記のとよなか子育て応援金とは別に、妊婦1人あたり5万円相当が支給されます。豊中市では「はぐくみポイント」55,000ポイント(市内加入店舗で利用可能)、または現金50,000円のいずれかを選択できます。はぐくみポイントを選ぶと5,000円分お得になる仕組みです。
🏥 医療費の支援|子ども医療費助成制度
豊中市では、18歳(18歳到達後最初の3月31日)までの子どもの医療費を助成しています。所得制限はありません。
自己負担額:医療機関ごとに1日あたり最大500円(月2日まで=最大1,000円)。院外処方の薬局での自己負担はありません。入院時の食事代も助成対象です。
1ヶ月の上限:3箇所以上の医療機関を受診し、一部自己負担金の合計が2,500円を超えた場合は、超えた分の払戻しを請求できます。
大阪府内の医療機関であれば、マイナ保険証等と「子ども医療証」を窓口で提示するだけで助成が受けられます。府外で受診した場合は、いったん窓口で支払った後に子育て給付課へ払戻し請求が可能です。
医療証の交付申込みはオンラインでも手続きできるようになっており、マイナ保険証をお持ちの方は専用フォームが用意されています。
🍽️ 教育費の支援|給食費無償化・就学援助
小学校給食費の無償化
豊中市では、2026年1月〜3月の3ヶ月間、市立小学校および義務教育学校(前期課程)の給食費を無償化しています。物価高騰による家計負担への市独自の支援策です。
さらに、国は2026年4月から全国の公立小学校の給食費無償化を実施する方針を示しています。豊中市はこれに先行して1月から独自に無償化を開始した形です。4月以降の無償化の詳細については、今後の国の予算成立を受けて確定する見込みです。
なお、従来の給食費は月額約4,300円(保護者負担分)でした。無償化により、小学生のお子さんが2人いるご家庭では月に約8,600円の負担軽減となります。
就学援助制度(小・中学生対象)
経済的な理由で就学が困難なご家庭に対し、学用品費、給食費、修学旅行費などを援助する制度です。国立・私立の学校に通うお子さんも対象となります。
特に見落としがちなのが「新入学児童学用品費」の入学前支給です。新小学1年生になるお子さんの保護者で、所得が基準額以下の方には、入学前に63,100円が支給されます。ランドセルや学用品の準備資金として大きな助けになる制度なので、該当する可能性のある方は早めに確認しておくことをおすすめします。
🏫 放課後・預かりの支援|放課後こどもクラブ
豊中市の「放課後こどもクラブ」(学童保育)は、「子育てしやすさNO.1」の施策として大幅に拡充されています。2026年度から変わった主なポイントは以下のとおりです。
延長利用・土曜利用の就労要件を廃止:これまで延長時間(17時〜19時)や土曜日の利用には保護者の就労証明が必要でしたが、この要件が撤廃されました。働き方に関係なく利用しやすくなっています。
入会要件をこども園の保育認定と統一:放課後こどもクラブの入会に必要な就労要件が、認定こども園の保育認定要件と統一されました。これにより、こども園から小学校への移行がスムーズになり、いわゆる「小1の壁」の解消を目指しています。
朝7時からの校門開放:小学校の校門を朝7時から開放する「見守り事業」も実施されており、出勤時間が早い保護者も安心して送り出せる環境が整備されています。
クラブ内で習い事(放課後select):民間委託で運営するクラブでは、英語、理科実験、プログラミングなどの習い事を放課後こどもクラブ内で受けられる「放課後select」事業もスタートしています。
🤱 そのほかの子育て支援施策
産後ケアサービスの利用料減額・要件緩和
出産後の心身の回復を支援する産後ケアサービスの利用料が引き下げられ、利用要件も緩和されています。「産後、体がつらいけど頼れる人がいない」という方は、ぜひ活用を検討してみてください。
一時保育の拡充
保護者のリフレッシュや通院、冠婚葬祭などで一時的にお子さんを預けたい場合に利用できる一時保育も拡充されています。豊中市では「もっと!子育てサービスを身近に使いやすく」をテーマに、AIチャットボットで自分に合ったサービスを選べる仕組みも導入されています。
病児保育の拡充(3ヵ所→4ヵ所)
子どもが急に熱を出して仕事を休めない——共働き家庭にとって切実な問題です。豊中市では病児保育の実施施設を3ヵ所から4ヵ所に拡充し、利用しやすい環境を整えています。
マイ子育てひろば(全41校区へ拡大)
地域の身近な場所で子育て相談や親子交流ができる「マイ子育てひろば」が、全41校区への設置を目標に拡大中です。「引っ越してきたばかりでママ友がいない」「子育てのちょっとした悩みを相談したい」という方の心強い居場所になっています。
子どもの居場所づくり(22校区→41校区)
子ども食堂や学習支援など、子どもが安心して過ごせる「居場所」の設置も22校区から41校区への拡大が進められています。支援が必要な子どもの居場所も3ヵ所から18ヵ所へと大幅に拡充される計画です。
📋 2026年4月〜 注目の新制度「子ども・子育て支援金制度」
2026年4月1日から、すべての公的医療保険に「子ども・子育て支援金制度」が新たに追加されます。これは子育て施策に必要な費用を全世代で支える仕組みで、国民健康保険料に「子ども・子育て支援納付金分」が新たに加わります。
負担額は大阪府内統一の保険料率に基づき、所得や世帯構成に応じて算定されます。納められた支援金は、児童手当の拡充や妊婦のための支援給付など、子育て施策全般に活用されます。
令和8年度の保険料率は広報とよなか4月号で公表予定、個別の金額は6月に届く「国民健康保険料決定通知書」で確認できます。
📞 こども家庭庁コールセンター:0120-303-272(平日9時〜18時、2026年4月以降は土曜も開設予定)
✅ 申請忘れゼロへ|ライフステージ別チェックリスト

ここまで紹介した制度を、ライフステージごとに「いつ・何を申請すべきか」で整理しました。
🤰 妊娠がわかったら
□ 妊娠届出 → とよなか子育て応援金(出産応援金5万円)の面談・申請
□ 妊婦支援給付金(5万円相当)の申請
□ 妊婦健診の公費助成(母子手帳と一緒に受け取り)
👶 出産後
□ とよなか子育て応援金(子育て応援金 児童1人あたり5万円)の申請
□ 児童手当の申請(出生日の翌日から15日以内)
□ 子ども医療証の交付申込
□ 産後ケアサービスの利用検討
🎒 小学校入学前
□ 就学援助(新入学児童学用品費 63,100円)の申請 ※所得基準あり
□ 放課後こどもクラブの入会申込
🏫 小学校〜中学校
□ 就学援助の毎年の申請(更新が必要)
□ 給食費無償化の確認(2026年1〜3月は豊中市独自無償化、4月以降は国の制度を確認)
📌 随時チェック
□ 物価高対応子育て応援手当など臨時給付金の案内が届いていないか
□ 子ども医療証の保険変更届(健康保険が変わったとき)
🍽️ 地域の子育て支援も活用しよう
行政の制度だけでなく、地域にも子育て家庭を支える場があります。
豊中団地で開催のみんかふぇは、毎週木曜日に子どもから大人まで誰でも参加できる子ども食堂です。栄養満点の手作りごはんを囲みながら、地域の大人や子どもたちと交流できます。
📍 場所:大阪府豊中市 豊中団地 集会所
📅 毎週木曜日 17:00開場/17:30〜19:30食事提供
💰 子ども無料・大人400円
🙌 予約不要・初めての方も大歓迎
「週に1日、夕食を作らなくていい日がある」だけで、日々の子育ての負担はぐっと軽くなります。まだ来たことがない方も、お気軽にお越しください。
まとめ|豊中市は「知って申請する」で子育てが変わる
豊中市は「子育てしやすさNO.1」の実現に向けて、給付金、医療費助成、給食費無償化、放課後こどもクラブの拡充、産後ケア、子どもの居場所づくりなど、多方面から子育て家庭を支えています。
ただし、これらの多くは「自分から申請しないと受け取れない」制度です。「うちは対象じゃないかも」と思い込まず、まずは該当するかどうかを確認してみてください。所得制限が撤廃された制度も増えており、想像以上に多くの方が対象になっています。
この記事は制度の変更があり次第、随時更新していきます。ブックマークしておくと、いつでも最新情報をチェックできます。
📝 この記事の情報は2026年3月時点のものです。制度の詳細・最新情報は豊中市公式サイト「手当て・助成・支援」をご確認ください。
